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書評 語学 プログラミング 

雑談の一流、二流、三流 内容編

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では本書の内容を自分にとってここか特に重要だとおもったところを解説します。

1雑談のはじめ方では、

一流は「挨拶にツープラス」する

は知ってよかったと思いました。

「おはようございます。昨日は遅くまでお疲れ様です。(1)それにしても部長はタフですね。(2)」

「おはよー。元気だった。(1)何年ぶりだっけ。(2)」

の容量です。

常に挨拶に二言つけることを意識することが大事だそうです。これは明日から誰でも実践できますよね。

 

2話の広げ方

1流は、質問を具体的に(相手が考えなくても反応できるレベル)のものにするべきというものです。これは、目上の人に対して、何か質問するには意識できていたのですが、雑談においても大切というのはよい気づきになりました。

距離の縮め方これが一番驚いたことを紹介します。

 

一流は、共通点ではなく、相違点を探し距離を縮める

 

大抵のコミュニケーションの教えでは(自分の大学でもそうでしたが)は、共通点をさがせと教わります。ただこれなんですが、人との共通点はなかなか見つからないくて、途方に暮れることがよくあります。そこで、相違点にこそ興味をもち、話のネタにすべきという意見は驚きでした。

年配との接し方では

一流はあえて隙をみせる(弱みを少し見せる)

これは、面接にも通じると思います。メモの魔力の著者で,showroomの社長の前田さんの面接では、最後の質問は「自分の弱みはなんですか」をきくそうです。

これに対し、大抵の人は、「自分は頑張りすぎてしまうところです」といった長所に言い換えられるようなことを答えて、アピールをするそうです。こういうテクニックで答える人は、本心ではない人は不採用にするそうです。自分の弱みをさらけ出せる人の方が、コミュニケーションの面でも一流だからかもしれないですね。単純に気持ちの問題もあるかもしれませんが。

もし興味をもたれたら、中田敦彦さんの動画で詳しく解説しているので、見てみてください。下が動画のURLです。正直読まなくても、この動画だけでも十分だと思いました。

https://www.youtube.com/watch?v=-SMVyQAu8XM